車体の製作は図面をトレースして作ったテンプレート配置から始めます。
一両目のファイルを「別名で保存」で二両目のファイルを起こしてから、一両目のテンプレートを参考に新しいテンプレートを読み込んで配置します。
テンプレートを新しいのに差し替え終わった状態。
テンプレートを配置したら、車体を中間車用に改造します。
先頭の運転台部分を撤去します。
そしてトレース図を参考に新しい先端位置を決めていきます。
東海型の場合、中間車は先頭車より連結面で400ミリ短いので、連結器をZ値で-400ミリ移動しそこを基準に作っていきました。
車体枠?の床板部分まで中間車化した状態。
次にトレース図を雛形にモハの特徴的なパンタグラフ周りの低屋根部分を作っていきます。基本的に車体を妻板までのばすだけです。低屋根部の妻板を後位側の妻板を複製して持ってきてテンプレートを元にモデリングします。
低屋根部の妻板をモデリングして、側面を妻板までのばした状態。
次に低屋根部分の屋根をモデリングします。
屋根も、まずは先ほど起こした前位側妻板をベースに低屋根部の屋根を掃引体で起こします。
テンプレートから低屋根部と通常の屋根部とのつながりのところのアタリと低屋根部のファンデリア(通気口)のアタリを立方体で配置したところ。
ファンデリアの開口部に沿って屋根を切り分けた状態。
ファンデリア部分をモデリングしていきます。
低屋根部分をモデリングした状態。
内壁もあわせて作ります。ファンデリアに干渉しないように。
片側だけ作ったら、反対側はミラーコピーで作り、既存の屋根と車体にそろえて出来上がりです。
次は交直両用車の特徴であるパンタグラフ周りの屋上高圧機器類のモデリングに入ります。
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