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 1両目・・・クモハ455の制作(4)


車体部分がほぼ出来てきました。
ここで、テクスチャマッピングをします。

texture_fig01 texture_fig02
テクスチャマッピング素材をイラストレータで用意します。
車体カラーは、今回は旧国鉄急行色を再現するため、現物(仙台電車区に訓練車一編成と鹿児島総合車両所所属の一編成のみが残されています)や古い写真もしくは雑誌等を参考に作ります。色は資料通りに作るよりも、記憶色に頼って作った方が良好な結果が得られるようです。

texture_fig03
部品ごとに分かれている車体各部の塗り分けがバラバラにならないよう、位置決めの基準となるオブジェクトを作り、それを基準にテクスチャを配置します。(車体の上と下にあたり用の立方体を配置しています)

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車体側面の塗り分け部分は別テクスチャを作り、重ね合わせで適用します。
この時、ステンシルマップをこの別テクスチャに適用し、テクスチャ領域外は下のテクスチャが生きるよう設定します。こうすれば、側面全体を被う大サイズのマッピングデータは要らなくなり、メモリの節約になります。
texture_fig05
 
texture_fig06
塗り分け部分の重ね合わせの設定です。


 車体部分は残りは貫通幌・車番表示などのデカール・室内です。ですがとりあえず先に床下機器を作成してゆきます。


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THiNgraphic, 01/May/2001 作成
23/Mar/2002 改訂